関税・送料の計算方法
このサイトの「着地価格」は、次の式で計算しています。
海外の公式サイトで買って、日本の自宅に届くまでに払う総額です。
着地価格 = 本体価格 + 国際送料 + 関税 + 消費税 + 通関手数料
課税価格
個人が自分で使う目的で輸入する場合、
課税価格は海外小売価格 × 0.6 です(税関「少額輸入貨物の簡易税率」ページに明記されています)。
送料は含めません。
1万円以下は免税。コーヒー器具に例外はない
課税価格の合計が1万円以下なら、関税・消費税は免除されます(海外小売価格で約16,666円まで)。
免除の対象外になるのは革製品・ニット衣類・毛皮・履物などで、コーヒー器具に該当するものはありません。
関税率 — ほとんどが無税
実行関税率表(2026年8月8日版)で調べた結果、主要な器具は無税でした。
- エスプレッソマシン・電気ケトル … 無税(HS 8516.71「コーヒーメーカー及びティーメーカー」)
- 電動コーヒーミル … 無税(HS 8509.40「食物用グラインダー」)
- 手挽きコーヒーミル … 無税(HS 8210.00「手動式器具(10kg以下)」)
- ステンレスのマキネッタ・ケトル・タンブラー … 無税(HS 7323.93)
- コーヒースケール … 無税(HS 9016.00「はかり(感量50mg以内)」)
- 磁器のドリッパー・マグ … 3.4%(HS 6911.10。協定税率2.3%)
- ガラスのフレンチプレス … 5.8%(HS 7013.49/7013.99。協定税率3.9%)
つまり器具の着地価格は、ほぼ「本体価格+送料+消費税」で決まります。
衣類(9〜11%)とは構造が違います。
消費税は10%(国税7.8%+地方消費税)。
通関手数料は郵便が200円、
DHL・FedEx・UPS は立替手数料として1,000円前後がかかります。
⚠️ HSコードの最終的な分類は税関が決めます。
ここは「この分類ならこの率」という前提つきの数字です。
高額な機種を輸入するときは、税関の事前教示か通関業者に確認してください。
2026年度の税制改正で変わること
2026年度の税制改正で、①個人輸入の「×0.6」特例の廃止、
②通信販売で輸入する税抜1万円以下の物品への消費税課税、が決まっています。
施行日は未定です。
施行後は着地価格が上がるため、計算式を切り替えます。
出典:税関「少額輸入貨物の簡易税率」/カスタムスアンサー1006「課税価格の合計額が1万円以下の物品の免税」/
実行関税率表 2026年8月8日版 第69・70・73・82・85・90類。
確認日 2026-09-09。